「データによって人の価値を最大化する」をミッションとし、テクノロジーを活用して人々の行動や感情を正しく理解し、そこから生まれる新しい価値を世の中に増やし続けることが株式会社プレイド。2015年にリリースした「KARTE」とそこに集まる「1st Party Customer Data」を中心に、様々なプロダクトやソリューション、プロフェッショナルサービスを展開しています。 プレイドのコミュニケーション・イベントを担当する川久保岳彦さんにお話をうかがいます。9月27日12:00~ コースケ・よーこのミュートを解除第170回
川久保岳彦 さん プロフィール
福岡県出身。2006年に東京大学経済学部(片平ゼミ)卒業後、博報堂へ入社。2015年よりプレイドに参画。CXプラットフォーム「KARTE」のローンチから初期グロースを担当。
現在はコミュニケーションディレクターとして、CXプラットフォーム「KARTE」の各種動画の制作、カンファレンス、イベントの企画などのコミュニケーション領域を担当する傍ら、CXにフォーカスしたビジネスメディア「XD(クロスディー)」編集長、CXの専門雑誌「XD MAGAZINE」編集長を務める。また、THINGMEDIAとの共同のクリエイティブチーム「CX BOOST」としても活動中。2024年6月「プレイド顧客体験研究所」を設立。
1)川久保様の自己紹介、
2) KARTE CX Conference、年次カンファレンス「KARTE CX Conference」
年次イベント「KARTE Friends THANKS DAY」
1~2ヵ月に1回程度「KARTE Friends Meetup」の内容、コミュニティ活動の一環としてのイベントの位置付け
3) プレイド 様がイベント・セミナーを
実施する意義。事業活動のなかでのイベントの位置づけ、
◆参考記事
https://note.com/kawatake/n/n0453ec19af89
https://markezine.jp/article/detail/45936
コースケ・よーこのミュートを解除」第170回:プレイド 川久保岳彦さんと語るCXとイベント活用の未来
第170回目となる「コースケ・よーこのミュートを解除」では、CXプラットフォーム「KARTE」を提供する株式会社プレイドのコミュニケーションディレクターであり編集者の川久保岳彦さんをお迎えしました。プレイドは、「データによって人の価値を最大化する」というミッションのもと、デジタル体験の向上に取り組んでいる企業です。本エピソードでは、川久保さんのキャリアや、同社が行っているイベント施策、そしてデジタル時代における顧客体験(CX)の重要性について深く掘り下げてお話しいただきました。
川久保岳彦さんのプロフィールとプレイドの事業紹介
川久保岳彦さんは、福岡県出身で東京大学経済学部を卒業後、博報堂に入社。2015年にプレイドに参画し、CXプラットフォーム「KARTE」のローンチから初期グロースに関わってきました。現在は、コミュニケーションディレクターとして、「KARTE」の動画制作やカンファレンス、イベント企画に加え、CXにフォーカスしたビジネスメディア「XD(クロスディー)」とその専門雑誌「XD MAGAZINE」の編集長も務めています。
プレイドは、顧客との接点をウェブやアプリを通じて改善し、データを活用して新しい価値を創出することを目指しています。KARTEは、さまざまな業界や規模の企業に導入されており、ECサイトや金融、不動産業界を中心に、企業が顧客との長期的な関係を築くためのツールとして広く利用されています。
コロナ禍を経たイベントの変化
コロナ以前、リアルイベントが主流だったプレイドのイベント施策も、コロナ禍で大きな転換期を迎えました。オンラインセミナーが主流になる中で、リアルイベントの価値が改めて見直され、現在ではリアルとデジタルの両方を活用したハイブリッドな形式が求められています。
川久保さんは、イベントが単なる情報発信の場ではなく、ユーザー同士が偶然に出会い、交流を深める場であるべきだと強調しています。特に、KARTE Friendsと呼ばれるユーザー同士が直接意見交換を行う機会を増やすことで、CXの向上だけでなく、ユーザーのエンゲージメントを高めることを目指しています。
プレイドのイベント施策とKARTE Friends
プレイドでは、年次カンファレンス「KARTE CX Conference」や「KARTE Friends Thanks Day」、「KARTE Friends Meetup」など、さまざまな形式のイベントを開催しています。「KARTE CX Conference」は、新機能の発表や顧客事例の紹介を行う年次の大型カンファレンスです。セッションだけでなく、パートナー企業のブースや交流イベントも設けられ、参加者がリアルな体験を通じて学び、つながる場となっています。
一方、「KARTE Friends Thanks Day」は、KARTEユーザー限定の感謝祭として、ユーザー同士が交流し、意見を交わす場です。コロナ禍で一時的にオンライン開催を余儀なくされましたが、現在はリアルイベントとして再開し、ユーザー同士のつながりを深める重要なイベントとなっています。
「KARTE Friends Meetup」も定期的に開催されており、ユーザーの活用事例の紹介や、マーケターのキャリアにフォーカスした内容で、コミュニティの強化に寄与しています。これらのイベントは、単なる情報提供の場を超えて、ユーザー同士が学び合い、共に成長するための貴重な機会を提供しています。
イベントを通じた顧客との関係構築
川久保さんは、プレイドにとってイベントが単なるマーケティング手段ではなく、カスタマーサービスの一環として重要な役割を果たしていると述べています。イベントは、KPIや数値の達成だけを目的にするのではなく、ユーザーにとって価値のある場を提供することから始まるという姿勢が根底にあります。ユーザーがリアルイベントやオンラインセミナーで直接意見を交わすことで、新たな価値が生まれ、顧客体験の向上につながるのです。
特に、ユーザーがイベントで自社の活用事例を発表する機会は、企業にとっても非常に大きなメリットがあります。川久保さんは、ユーザーが自分たちの活動を振り返り、整理する機会になると述べており、これによって新たな気づきや改善点を発見することができるといいます。また、他のユーザーやパートナー企業からフィードバックを得ることで、より良いサービス提供につながる点も強調されています。
今後の展望と視聴者へのメッセージ
川久保さんは、現在のイベント施策が顧客との強固な関係構築に寄与していることを強調しつつ、今後もさらに進化させていく意向を示しています。直近では大規模なオフラインイベントの予定はないものの、プレイド設立10周年を記念するイベントを計画中とのことです。このイベントは、これまで以上に盛大なものとなることが期待されており、川久保さんは「KARTE Friends」の方々に対して特に楽しみにしていただきたいと語っています。
最後に、視聴者に向けて、共催セミナーやオンラインイベントへの参加を呼びかけました。プレイドでは、ユーザー同士が学び合い、成長し合うコミュニティを大切にしており、今後も積極的にイベントを開催していく予定です。興味のある方はぜひ参加していただきたいとのことです。
まとめ
今回の「コースケ・よーこのミュートを解除」では、株式会社プレイドの川久保岳彦さんを迎え、CXとイベント施策に関する深いお話を伺うことができました。プレイドが10年にわたり顧客体験を進化させ、コミュニティを育んできた背景には、データを活用した新しい価値創出の追求と、ユーザーとの強固な信頼関係がありました。今後もプレイドがどのように進化していくのか、引き続き注目したいと思います。
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